河川は通常、pHが7付近の中性ですが、アルカリ性になることもあります。河川がアルカリ性になる原因としては、次のようなものがあります。海水や温泉水の混入、流域の地質(石灰岩地帯など、人為汚染(工場排水など、 植物プランクトンの光合成(特に夏期。
河川でのpHの環境基準値は「6.5(あるいは6.0)~8.5」と定められています。pHは水の酸性、中性、アルカリ性を示す指標で、pH7が中性、pH7以下を酸性、pH7以上をアルカリ性と呼びます。
日本の河川では、火山岩からのカルシウムや炭酸塩の溶解が少ない場合、アルカリ度やカルシウム量が低くなります。秋田県の玉川や群馬県の吾妻川などは、アルカリ度が