特定小電力トランシーバーの送信出力が0.01Wであるのに対して、デジタル簡易無線の送信出力は5Wと500倍もの出力があるため、デジタル簡易無線であれば特定小電力トランシーバーでは通信できなかった場所でも通信が可能。
特定小電力トランシーバー:400MHz帯9波・11波 / 0.01W
デジタル簡易無線:351MHz帯のデジタル82波・上空仕様の15波 / 出力:1W〜5W
デジタル小電力コミュニティ無線:150MHz帯のデジタル18波 / 0.5W
デジタル簡易無線 (e-無線さん引用)
登録局は、登録人以外でも使用することができるほか、複数台をまとめて一度に登録することができることも大きな特長です。登録者以外でも使用ができるので、レンタル無線機としても貸し出しすることができますし、利用目的も、業務利用以外にレジャーでも使用することができるため、通信相手が制限されることもなく、より手軽に無線機を扱うことができます。
一方で、登録局は免許局と比較するとチャンネル数が少なく、混信しやすい点がデメリットでもあります。
このため、登録局の無線機には、混信を防止するためのキャリアセンス機能(同じ周波数帯で基準値以上の強さの電波を受信している時に送信を禁止する機能)が義務付けられています。